出会い系アプリのニッチマーケット

By | February 17, 2017

出会い系アプリは多くの進化を遂げてきている。

そして競争激化に伴い、各社凌ぎを削りながら自社の優位性を押し出してはいるものの、固定客が同じアプリを使い続けているとは言いづらいのが現状である。
消費者は、無料ポイントを求め次々と現れる後発系のアプリに流れ、無料ポイントを食い尽くしては、次のアプリに向かう、といった回遊魚のような動きをしている。

これは一般的な顧客に一般的な「出会い」というサービスを行っているからであるための現象であることが予想される。

そんな中、少し異色の出会い系アプリ(サイト)を発見した。
ニューハーフ・男の娘との出会いを専門とした出会い系アプリである。
近年、ニューハーフはTVへの露出により人権を得てきた。そして、男の娘という新しいジャンルまで生まれ一般消費者の目に触れることも増えてきている。

これらにカテゴライズされる方々を一言で説明することは難しいが、ニューハーフはホルモンを打ち、体を女性に近ずけようとしている男性である。
中には性転換まで行い、戸籍を女性に変えてしまっている方もいる。
男の娘は、ホルモン投与は行わず、女性のような化粧をし女性モノの着衣を身につける。
一言で「女装」と括ることができず、「女装」の場合は体の性は男性であり、心も男性。
性思考としては女装することでオーガズムを感じるという方が、ここに区分される。
また、「男の娘」は体が男性、心は女性。性思考は同性に向いていると言われるトランスジェンダーにカテゴライズされてくる。
ここでホルモン投与の有無がニューハーフと男の娘を区分するものとなってくる。

こういった体に男性を残している女性(?)目当てに集まってくる男性をターゲットにしている出会い系アプリは非常にニッチを突いたビジネスモデルとしては画期的なものである。
では、分母としてこのような隙間を突いた出会い系運営側に勝機はあるのか?ということになるが意外とある。
1都3県の関東地域で、ニューハーフ・男の娘専門風俗は約20件ほどあるが、このいずれも比較的、満員御礼の状態である。人気上などであれば、同日予約はほぼ不可能であった。
これを考慮すると、ニューハーフ・男の娘との出会いを求める男性諸君は我々が考えている以上に多いことが推察される。

以前、この出会い系アプリを熱心に使っている男性と話をする機会があり、その魅力を尋ねたところ、
「見た目が女性なのに男性器がついていることが堪らなく興奮する。」との弁をいただいた。
筆者には少し理解できないが、このような意見が地下深くには大きく眠っており、TVへの露出などで一気に地上に吹き出したのであろう。さらに風俗店(ニューハーフ・男の娘は風営法に当たらない)はどこも満員御礼とくれば、出会い系に流れるしかないのであろう。

このように結びつける相手を絞り込んむことによって成果を得ている出会い系アプリの存在を知り
改めて隙間・ニッチを攻めることの破壊力を思い知らされたのである。

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